この記事では、発達障害を改善するために投薬治療以外の改善方法について、おおまかな流れを書いていきます。
概論なので、大まかな流れがつかめればOKです。
発達障害の改善をテーマに書いていきますが、他の精神疾患(鬱等)やアレルギーや肥満など、その他の不調も改善すると思います。
現に私は、食事療法とサプリで体重を10kg落とし、脂肪肝、脂質異常症、アレルギー性鼻炎などが治っています。
そしてもちろん、発達障害系の症状全般が緩和し、抑うつ状態から脱する事が出来ました。
休薬日でも普通に動けてるので、他人から見たら発達障害者には見えないかもしれませんね。
発達障害改善プログラムとは
発達障害改善のために重要なことは、“口に何を入れるか”というシンプルなものです。
もちろん運動や睡眠も重要ではあるのですが、“口に何を入れるか”から改善してください。
私達の身体は口から入ってきた物で作られています。
身体に悪いものを食べれば体調が悪くなりますし、身体に良いものを食べれば体調は良くなります。
シンプルすぎて拍子抜けですよね。落胆している人もいるかも知れませんが、もう少しお付き合いください。
発達障害改善プログラムは、オーソモレキュラー栄養医学を中心として構成しています。
オーソモレキュラー栄養医学とは英語でorthomolecular medicine(Ortho=正しい Molecular=栄養 Medicine=医学) と書きます。
どういうものなのか大まかに表現すると、
- 身体に悪影響のある食べ物を可能な限り除去する
- 不足している栄養を可能な限り食事で摂る
- それでも不足するものは、サプリメント、プロテイン等で補う
これだけです。
しかし、シンプルなように見えてめちゃくちゃ奥が深いです。
そして、オーソモレキュラー栄養医学を実践するためには、栄養の基礎知識を身に着け、継続をする必要が出てきます。
ここまで読んでくれた方、、、、、、
もしかしてこう思ってないですか?
「発達障害者はそもそも継続も出来ないから無理ゲーじゃないですか????」
、、、、その通りです!!!鋭いですね!!!
今私が言っていることは、風邪で寝込んでいる人に対し、手洗いうがい、睡眠の大切さを横でネチネチ説明しているようなもんです。
「そんなこたぁ分かってる!」
「今苦しいからそれどころじゃないわ!!!」
「出来たら苦労しないわ!!!」
という声が聞こえてきそうですね笑
発達障害プログラムの大まかな流れ
オーソモレキュラー栄養医学の概要をもう一度貼ります。
- 身体に悪影響のある食べ物を可能な限り除去する
- 不足している栄養を可能な限り食事で摂る
- それでも不足するものは、サプリメント、プロテイン等で補う
1つずつ解説していきます。
不足している栄養を可能な限り食事で取る?
誰が聞いても身体に良いことは分かりますよね。当たり前のことです。
でも、、、、
そもそも料理なんて出来ない人が多数じゃなでしょうか?
- 献立を考える
- 買い物をする
- 家に持って帰る
- 整理をする
- 調理をする
- 片付ける
- 在庫管理をする
読んでるだけでも目眩がしますね笑 因みに昔の私なら全て無理です。
1つでも厳しいのに、料理をするためにはこの7つの流れを繰り返し行う必要があります。
はい。どう考えてもハードル高いです。
一般人にエベレスト登れって言ってるぐらい難易度高いです。
最初は無視で大丈夫です。
身体に悪影響のある食べ物を可能な限り除去する?
これは挑戦しやすいですね。
いわゆる除去食というものです。
ある食材を一定期間食べないようにして、体調の変化を観察していきます。
私の場合は小麦と乳製品は基本食べないようにしています。
ただし、私が小麦や乳製品に対して耐性が無かったというだけで、食べても全く不調にならない人もいます。
ですので、全人類小麦を食うな!乳製品は悪だ!!!などと言うつもりはありません。
どちらも美味しいですしね、、、、
しかし発達障害者は外食やコンビニがメインになっていると思いますので、これを始めたら食べるものが無くなります。
私と同じ条件で、乳製品と小麦を避けてみたとしましょう。
コンビニで何が買えますか・・・・?
多分7割以上の商品が買えなくなると思います。
それでも良いという方は試してみてください。
除去食については、別の記事で紹介しようと思います。
それでも不足するものは、サプリメント、プロテイン等で補う
本来は食で改善するべきです。これは忘れてはいけません。
しかし、発達障害や精神疾患を患っている方は、そもそも時間も、お金も、心にも余裕がありません。
正しくても実践できなければ無意味なのです。
だからこそ、ある程度元気になるまでは、サプリメントやプロテイン等を積極的に活用すべきだと考えています。
まずはここから始めていきましょう。
まとめ
発達障害(精神病)改善プログラムの流れは以下になります。
- サプリやプロテインを活用する
- 除去食を行う
- 理想的な食事へ移行する
①と②は余裕があれば同時進行でも構いません。
次回からは①について、私が身体を張って実験し、安全にかつ効果が実感出来るものを、具体的に紹介していけたらと思います。
コメントや質問など残してくれると、更新スピードが早くなる、、、、かもしれません!
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも記事を拝見させて頂きありがとうございます。とても納得できる記事ばかりで、勇気をもらったりしています。私の子供は、4月からコンサータと、サプリメントで、学校へ行けるようになりました。15歳16歳の時期は、なかなか朝起きる事が出来ず、一年高校を休学し、本人の希望で心療内科に受診したところ、医師の判断でコンサータを処方してもらい、もう一度、高校1年からスタートしてます。
病院の先生も、コンサータに頼ることなく
サプリとプロテインと鉄分と食事療法で
体調管理をすることを希望されており、
先生の記事をいつも、楽しみにしております。
殆ど誰も見ていないと思っていましたので、コメントをいただけてとても嬉しいです!
こちらこそありがとうございます。
私も高校時代、休学まではいかなかったですが、遅刻と欠席を繰り返していました。
やるべき事は分かっているのに、自分をコントロール出来ない辛さは痛いほど分かります。
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。
今後、まだ私の仮説に過ぎませんが、食物等に起因する遅延性アレルギーと脳内神経伝達物質への影響についてもまとめようと思っています。
お子様が何らかしらのアレルギーをお持ちであれば、参考になるかもしれません。
これからもよろしくお願いいたします。